茶碗蒸しの中 de 書評ぶろぐ

病気をきっかけに2年ほど主夫をしてました。 好きなマンガ、小説や主夫業についてツラツラ書きたいです、ほへ。

週刊 バベルの図書館を読む 第二号「サキ」

えー月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也なんて言葉がございまして、私はこの言葉が楳図かずおさんの「イアラ」のファーストコマに書かれていて、「アーッ」と感じたんですね。なんかこう、一発でこの言葉が理解できた。しかし、その理解の仕方を言語化はできない。無理に言語化するとその時のFRESHRYが失われてしまう。。。そんな感じでしょうか第二号書きます!(0.2秒)

 

え「サキ」です。最近、白水Uブックでいっぱいでてましたね。バベルの図書館にも入ってますよ。

サキ―無口になったアン夫人 (バベルの図書館)

ね、そんじゃいきましょ。

ま、基本的に短いんでね。星新一読んでる感覚もなくはないのよ。

唐突トリビア!サキは1914年ボーモン=アメル攻略戦で戦死した。

最後の言葉は

「あの忌まわしい煙草をけしてくれ」だったそうで、これは戦争をやめろっていう比喩じゃねってボルヘスっちは言ってるけど、そんな奴が44歳で志願して戦争行くかねって気もする。

 

〇無口になったアン夫人

夫婦がさ、些細なことで喧嘩する。そういう情景ってよくあると思うのよね。でもさ、この話はだんまりこむ妻に夫がいつも一緒にそらんじる詩の一説を朽津さんダリしてね。「もうしわけないな」とかさ「なかよくやりたな」みたいな気持ちが伝わってくるし、文中でもそういってるんだよね。だからさ、この夫婦は、仲がいい夫婦なわけよ。

だから、最後の一説がずしんとくるし、それをはじめからわかっている猫はなんだか不吉を通り越して、憎らしいってわけ。

〇お話上手な男

子供三人おばさん一人電車にのり、前に座っている男から「お話」をされたら、俺だったら怖い。逃げる。そしてその話が「アンチ良い子主義」だったら親としてぶっ飛ばす。でもさあ、子供もいつもおんなじ教育的メタファー含んだ話なんて聞きたくないよね。多少、毒を与えないと免疫つかないっていうかさ。

ま、話自体はちょっと不吉だが、最後の男の言葉で、不気味のベールは取り払われる。

払わなくても良かった気がするが、払われてるから仕方ないね

〇納谷部屋

まだ3話目だけど、今のところすべての作品の中に2つのエピソードが入っている。

無口になったアン夫人には「喧嘩する夫婦」と「猫」

お話上手な男では「騒がしい3人の子供、それに困るおば」と「男が話す物語」

この納谷部屋では「遠足に連れて行ってもらえない子供」「子供がみているタペストリ」

この形式がサキの手口なのか、わからないが先を読んでみよう

 〇ゲブリエル・アーネスト

もう違った。ドヤってあほみたたい。

これは純然たるスーパーナチュラルものですね。

これは画家のガブリエルが始めしか登場しなかったら、もっと不気味で怖かったんだけどな、とサキさんに会ったらいいたい(あの世で

〇トーバーモリー

 ↓に入っててもおかしくない猫忌憚

猫SF傑作選 猫は宇宙で丸くなる (竹書房文庫)

猫SF傑作選 猫は宇宙で丸くなる (竹書房文庫)

 

 ジェフリー・D・コイストラ「パフ」と近い感覚がオレにはある(元ネタとは言わんが

 

〇名画の額縁

いきなりの滑稽譚で、サキの懐の深さをうかがえる短編。

そりゃ白水社がいっぱい出すわけだわ。

 

ふー、2/3は読んだかな。

続きは後で書こう。

 〇非安静療法

あー、これは現代にも通用する寓話なんじゃないですかね。

えっと男がね。なんかこう決まり決まった行動しかとれないとか言ってるんですよね。

これってつまりルーチンから抜け出せないってことだと思うんだけど、

そうなるとさあ、生き詰まるよね。とか友達にっているとそのトモダチが

「非安静療法せよ」って

っていいうわけよ。

えってなるじゃん(そうじゃん

で、そのあとはハチャメチャよ。でもさあ、人生には定期的に「非安静療法」が必要だとおもうな。

 

〇やすらぎの里 モールス・バードン

結局さ、田舎もも怖いのよ。首切り農場のような直接的怖さではないけど、この短編にある呪いやまじないが気軽に存在する日常はシティパーソンには耐えられないよね。

アナログフィッシュのこの歌でも聴いて、今いるこの場所を愛するしかにないね。


アナログフィッシュ(Analogfish) "抱きしめて" (Official Music Video)

 

〇ウズラの餌

こんなんもう経済小説ですよ。もしくはマーケッター向け行動心理学小説。

結局さ。モノ売るのに必要なのは「謎」なんだよね。「謎」だから人はそのお店にいったり、「謎」を買おうとする。世のサラリーマンよ、しょーもないマーケティング本よむより、この一編を噛みしめるように読むべし

 

〇あけたままの扉

メチャクチャ面白い!

なんだこれ☆5ですよ。いやー、おもしろい。白水社のサキ本全部買っちゃおうかなア!と思うくらいすごいおもしろいです。

〇スレドニ・ヴァシュター

 メチャクチャ面白い!2

サキやばくない?これを最後のほうにもってくるボルヘスやばくない?待ってこの曲超良くない?

〇邪魔建てするもの

おい、サキ!そりゃないよ !

 

ということで週刊バベルの図書館を読む 第2号「サキ」でした。

創刊号はこちら↓

syufuuu.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HTMLを覚えたい初心者ブロガー 独り旅

たった2日で楽しく身につく HTML/CSS入門教室 (Design&IDEA)

たった2日で楽しく身につく HTML/CSS入門教室

html、めっちゃ楽しい!

あのー、やっぱりね。

ブログ書いてても、なんかこー続かない。やはりね。反応ほとんどないしさ。

そうなるともーあれだ、熱めのお茶だ、HTMLだってことで色々kindleの試し読みしたんですけど、マジの、ほんとの、初心者なので、やっぱりね、

「楽しい」「2日間」という沸騰ワードに弱いわけでありまして、だからこの本買いました。セールでもないのに。セールでもないのに!

で、頑張ってやりました。半分の章まで。

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ね、2時間(うそ3時間)かかりました。

でこれ。

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やったー!!!

この本は本当の初心者向けです。

そうじゃない人にはちょっと物足りない。

でも何にも知らないけど、いつかはZOZOタウンを作りたい人には丁度いいですよ。

セネガルの監督も

「大きく夢を持て、しかし小さく始めろ」と言ってますすね。

うーん、本を読む時間けずって何してるんでしょうか。

いやでも、いつか役に立つんじゃないかなーと思うんですよね。

ブログ書くとき、htmlからかけると訪問数もうなぎのぼりになるという言い伝えを信じている茶碗蒸しでした。

 

たった2日で楽しく身につく HTML/CSS入門教室 (Design&IDEA)

たった2日で楽しく身につく HTML/CSS入門教室 (Design&IDEA)

 

 

 

梅シロップの作り方

梅 一キロ

キビ砂糖 一キロ

貯蔵瓶4リットル用を用意します。

 

梅とキビ砂糖を交互に瓶に入れていきます。

全部入れたら蓋を締め暗所に置きます。

 

10日から14日立つと飲み頃です。

お好みでフルーツビネガーを入れるとさっぱりして美味しいです。

 

とっても簡単!

良かったらブクマお願いします

新人ブロガーが一か月で4500PVゲットする為にした3つのこと

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 ブログ始めて一か月の間に、はてなブックマーク、スマートニュース、トゥギャター公式に取り上げられました。その裏技、教えましょう。ロハで。

はい、そこ。4500PVを鼻で笑わない。我々新人ブロガーは君たちのようなスーパーアフィリエイターではないのだ。自分の趣味を同好の士と一緒にひっそりと「いいね、それ」と言い合えればそれで満足なのだ。とはいえさあ、やっぱ読まれたいじゃん。一日2PVとかだと心折れんじゃん。ああ、ネットでもオレ必要とされてないんだな感でちゃうじゃん。だから、私もですね。色々やったわけですよ。それをね。ちょうどブログ始めて一か月くらいだから、ちょっと書こうかなとそういうわけですよ。

目次とか作ろうかな。やり方よくわかんないけど。

 え、これどうすればいいの。まあ後でほかのブログ読んで頑張ろう。

(できたぁ!)

1.なんのブログか決める。  

いや、はじめはさあ。主夫ブログ書こうと思ったわけですよ。子育てしながら主夫やってましたから、色んなこと書けるし、主夫ってあんまりいないからいけるかなって。

でもねえ、書いてみると「俺大変ほめて!」みたいなのしか書けないんですよね。あ、これやばいなと思って方向転換して書評ブログにしたんですけど、これはさあ、なんか敵というか同じようなのいっぱいあるのよ。頑張って「パワポがうまくなる怪奇小説」みたいな感じでビジネスパーソン感だしたけど、まあたかが知れてる。でも連続して空いていると方向性もできるし、特定の人は読んでくれるようになったかなあ。

 

2.Twitter始める

まあさあ、Twitterは鍵付き身内って感じのはやったこあったけど、外向けにやったことなかったわけですよ。でもブログ宣伝?ま書きましたよーと伝えるにはTwitterくらいしかないかなあってもう無心ね。「読書好き」とか「怪奇好き」みたいな人をかたっぱしからフォロー、フォロー、フォロー。だんだん無我の境地に達して、1000フォロー超えたあたりでニルヴァーナって感じでしたね。

でも、そのおかげで面白いつぶやきにも出会えたし、身長も伸びたし、やって損はないですね。フォローバックは1/4くらいかなあ。非常にありがたい。ブログ始めて一週間目はTwitterのほうがおもしろかったかな。

 Twitterのおかげで↓を北野勇作先生にリツイート&コメントもらえて、うれしかったなあ。そのおかげではてなブックマークにとってもらえたましたしね

syufuuu.hatenablog.com

3.タグ作る

えっとこれはTwitterのタグですね。#なんちゃらってやつ。これね、作り方しらなかったんで、大文字で書いてはできねえじゃん。課金しなきゃだめなのって思ってました。

作り方わかったんで

#給料日に買った本

#今、かばんに入っている本をさらせ

とか作ったんですけど、

#わたしを文学沼におとした小説たち

っていうの作ったら結構な人がやってくれたんですね。(ありがたい

これをフックにして...していやそのあとも「仮想通貨で失敗しないための怪奇小説」とかやって失敗したんで、文学沼に沈める怪奇幻想SF100冊をブログでやったんですね。これがいい感じだった。

 

4.リストを作る

ま、これがかならずしもいいのかわからないんですけど、下の二つ作ったら人がガーっと来てくれましたね。集計ブログのほうはスマニューに取られて一日800PVくらいあって、あ嬉しいみたいな。やっぱりリストってわかりやすいし、自分が好きなものがそこに入っていると趣味人としてはうれしいとか、そういうのあるんじゃないかなあ。

〇〇論とかより、まあずっとブログ書いているひとの人となりが見えるのもあるかな

syufuuu.hatenablog.com

 

5.トゥギャッターでまとめる

えーと、集計ブログ書いた後、ちょっとブログ書くパワーがなかったんですけど。久々にブログ書いたらぜんぜん人こないの、あ、しまった、やっぱ間空くといかんなあと思ったわけですよ。まあ、久々に書いたブログがフォートナイトとイタロ・カルヴィーノの掛け合わせるっていうのも若干マスターゲットを外した感じがありましたが(だってE3期間中だよ、みんな興味あるとおもうじゃんね)

でもうしゃぶりつくそう!と思って#わたしを文学沼にはめた小説たちをトギャッタわけ。

なんだよ! これが一番ブクマついてんじゃん。という気持ちがないわけでもないですが、これが昨日かな。で今日ギャザトピとかに取られたりしてブログに700PVくらい来てくれたのかな(直帰率あがったけど)

 

という感じで全然3つじゃないけど、こんな風にして私は月間4500PV達成したよーってはなしです。

新人ブロガーよ、あきらめるな。フォートナイト、LOLの時間を削れば君もすぐに達成できるぞ!そして夢のアフィリエイト生活に突撃だ!!

 

はい、そこの君!

ブックマーク押すのを忘れないように!

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はてなブロガーは☆よりブックマークに飢えている...

イタロ・カルビィーノと考えるフォートナイトがなぜ、流行っているか?

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あのー、やっぱりね。本が絡まないと筆がすすまんというか、書き終わって読んでもなんやこれって感じなんですよね。ま、それはそれとして、どうもこんにちは!モンゴルでMSX版「チンギス汗VSキング・コング」を作っていたのですが、そんな企画はどこにもなかったようなので大量のROMをゴビ砂漠に埋めてきました茶碗蒸しです。いやー日本暑いですね。皆さん、相変わらずタワーに降りて初動の武器調達で負けてますか(デジャブ)

えーさて、E3の講演でも話題をかっさらっていましたが、イタロ・カルビーノさん、ね。イタリア最古のプロゲーマであり、現役最高齢のストリーマーでもあるイタロさんとね、フォートナイトを結び付けて解釈しちゃおうという、まあゲームと文学のなんちゃらかんちゃらなんですが。

皆さん、ご存じ日本のフェイマス出版社、岩波いやロックウェーブ(かっこよくない?)からイタロ著「アメリカ講義、新たな千年記のための6っつのメモ」という本が出てますよね。ここには「軽さ」「速さ」「正確さ」「視認性」「多様性」って項目が書かれているのですが、長年、これがそもそも何について語っているのかは研究者の間では問題でした。なんでかっていうと、まこれイタロさんがアメリカのえらーい大学でちょっと講義やってよといわれ、オッケーって感じで講義用のテクスト作り始めたんですけど、途中で死んじゃったんですね残念。だから、さっきあげた項目がシットコムについてなのか、自動車のエンジンオイルについてなのか、はたまた3才児くらいの子育てについてなのか、わかんなかったわけですよ。須賀敦子さんは「文学」じゃないか、なんてことを言ってたかもしれないですが、自分の見立てではこれ「フォートナイト」のこと言っているんだと思います(本題)

ま、やってみましょ。

 

①軽さについて

フォートナイトは軽い。ね。これはもうわかる。ルックがまず軽い。これはねー非常に大事。PUBGみてみなよ。いかついでしょ。あれさ、なんかこう。FPSやってない人ルックみただけで無理かなって思うじゃん(そうじゃん)でもさ。フォートはルックがかるいから「ま、ちょっとやってみようかな」って気になりやすいのよ。これはさー。やっぱいまってコンテンツ多可じゃん。いっぱいありすぎて自分に合わないゲームちょっとでも触りたくないのよ無意識に。そういう防御線を越えてくる「軽さ」がフォートにはあるわけ。大事だぜ、こういうの。でもう一つの「軽さ」として、まーデータ軽そうっていうか、まあルックをダウングレードしてもOKなデザインだよね。だからスイッチやスマホっていうマルチ展開ができるし、ユーザーも絵ジャギっててもいいかって気になるこの「軽さ」も今は大事。まあと「負け」も軽いよね。バトロワだからっていうのもあるけど、「負け」が軽いせいでストレスなく遊べちゃう。これもフォートの魅力。

ね、「軽さ」とフォートナイトってかなり密接でしょ。やるなあイタロさん。

さて、引用しようか?

私がしてきたことは多くの場合、重さからの離脱であった、と。私はときには人間の形象から、ときには天体から、またあるときには都市から、重さを取り除こうと試みてき まし た。とりわけ、物語の構造と言語から重さを取り除こうと試みてきたの でし た。

おー、こればビクトリーロワイヤル。

 

②速さ

フォートナイトは速い。移動速度の速さじゃないよ。まずね、ゲーム展開が早い。最後まで残ると長いんだけど、死ぬときは速い、そんで次のゲームが始まるのが速い。この速さがね、可処分時間が細切れになった宇宙船地球号の乗組員にジャストフィットなわけよ。もーさ、LOLやる時間ないじゃん?そーなるとさっさと始められて、すぐ盛り上がれて、即やめれるフォートナイトみたいなゲームが流行るわけ。「流行っているゲームを見れば社会の問題点がわかる」っていったのは、今思いついたオレなんだけど、そういうことだと思うよ。時間がさ、ないのよ。だから「速い」フォートにみんな群がるわけ。

速いったってさ、いろんな速さがあるよ。まずね、例えばさフォート知らなかったとするじゃん。でさ動画でもいいけどフォートみるじゃん。「なんか、楽しそう!」って思う速さはチョッパヤだと思うのよ。LOLやWOWに比べたらダントツ速いでしょ。更にさゲームダウンロードして、まあ画面見るじゃん。フツーさOWでもスキルがなんちゃら、ウルトがなんちゃら見るじゃん。フォートそれいらんじゃん。だから速いんだよね、ゲームを開始するのが、ダウンロード即ゲームスタート!みたいな感じね。ここらへんのことをイタロ爺ちゃんは言っているんだと思うよ。

引用!

物語は継続的な時間に対する一つの操作です、時間の経過に対して、それを凝縮させたり拡張させたりして働きかける魔法の術なのです。

たぶん、これはダメージ範囲が狭まっていく速度のこといってるんじゃないかな?

さすがイタロ翁!

 

③正確さ

はああ、正確さね。やっぱさ。複雑なダメージ計算めんどいのよ。いろんな武器あっていろんなバフあって、そんなんほんとにいる?みたいな。プランナーの仕事作るために無理やりシステムにいれてない?みたいなものってあるじゃないですか。無駄をそぎ落とすとゲームが成り立たたないと勘違いしてるディレクターもきっといるよね。しょうがないよ、そういうやつはきっとRO出身なんだろ、よくしらんけど。フォートはそういう意味ではシンプルで、まあそれが正確さってことなのかなあ。

引用してみれば、何かわかるかもね。

私たちは今や、絶え間なく降り注ぐイメージの氾濫のなかで暮らしているのです。強力 なメディアが行っていることは、この世界を無数のイメージに変容させ、 変幻 極まりない鏡の戯れを通じてこれを増殖させることばかりです。

あれもしかしてフォートナイト関係ない...まさかね。

 

④視認性

大事。2つの意味で。まず配信としての視認性ね。やっぱさ、シムシティからシティズスカイラインに人が移ったように今のゲームは配信時に映えるかどうか、超重要なわけよ。そういう意味だと、割とこうシンプルに遠距離で撃ち合うパブジーよりも建築ちゃかちゃか立ててビルドしていくフォートのほうが見ていて面白いわけ。ま、視認性といってること違うかもしれないけど、いいか?これから新しいゲームを作る場合はそれがどう配信されたとき映えるか考えとけよ(わかった)うーん、あとはゲーム内の建築ね。あれは即時的には戦闘の防御、攻撃を仕掛ける橋のようなものだけど、もっと長い時間世界でみると「人のいた痕跡」「戦闘の度合い」が視認できるんだよね。それによって自分の行動を選択できる。これはねPUBGにはあんまりない要素だよね。これがあるおかけでプレイヤーは事前に計画を建てて、実行するっていうゲームの基本的楽しみを体験できるっていうね。これも大事やなあ。ああ眠いから引用。

このような状況では、視覚的イメージが先か、それとも 言葉 を 用い た 表現 が 最初にあるのかという(これは少々、卵が先かニワトリが先かというようなものです が)この問題は、どうやら、決定的に視覚的イメージのほうに傾いているように思われ ます。

関係ないけど50対50ルールが一番好きかなカオスで。 

 

⑤多様性

うーん、まあね。無課金キャラアジア人フェイスだし、多様性あんじゃない?

まゲームメカニクスっぽくいうと、バトロワはさ。どんな戦い方したっていいのよ。鉄いっぱい集めて鉄塔建てたりさ、ピストルだけでスニークしてもさ。多分どっちも死ぬけどまあでもさ、それもいいじゃんどうせ勝つのは一人なんだから。そういう勝ちへのこだわりなくても遊べるデザインの緩さが色んなプレイヤーが存在していいっていう空間になってるんだじゃないかな?ストⅢにそんな空気なかったべ。だから廃れたし、だから愛されてるともうけど。あとはまあ、マルチプラットホーム間でのマッチングとかは結構驚きの多様性だよね。そこを許す緩さ。多様性には適度な緩さが必要なんだよな。ダイバーシティとかにも必要なのは緩さ、この日本...世界にひつよ...

もういいや、フォートナイトやろうよ、とにかく。

最後の引用だよ。

あらゆる人生は、それぞれ一箇の百科全書、図書館、物品目録、文体の標本集なのであって、そのなかではたえずすべてが混ぜ返され、あらん限りのやり方で並べ替えられて いるということもあり得るのです。

サンキュー、イタロ。オブリガード。グッナイ。

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カルヴィーノ アメリカ講義――新たな千年紀のための六つのメモ (岩波文庫)

カルヴィーノ アメリカ講義――新たな千年紀のための六つのメモ (岩波文庫)

 

元ゲームプランナーが考える なぜフォートナイトが流行っているか? 

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皆さん、今日もタワーに降りて初動の武器調達で負けていますか?

 さて、pubgの牙城を崩しにかかっているフォートナイトですが、どうしてこんなにも流行っているのか?

それはフォートナイトが既存の対戦ゲームの良いところブレンドしたハイブリッドなゲームだからです。

今回はフォートナイトを「ゲームメカニクスの観点」から考えてみたいと思います。

(わーわーわー、ぱちぱち)

さて、フォートナイトは「バトルロワイヤル」というゲームジャンルに属します。

簡単に言えば、「自分以外の全員が敵」で、「最後まで残っていたユーザーが勝利」という単純なルールです。このルールがどのようなゲームを経て出来上がっていったかを振り返りつつ、フォートナイトのメカニクスに迫りたいと思います。(熱盛りぃ!)

 

■フォートナイトのルーツ

フォートナイト= バトルロワイヤルの直接のルーツはdayzなどのmod発祥のサバイバルゲームと自分は考えています。

↓これは2012年の4亀の記事です。

正確にいえば、DAYZはマルチプレイのPVPとしては不完全なゲームでした。明確なゴールやゲームの展開をインフレーションさせるメカニクスが存在せず、ユーザーは広大なフィールドに投げ出される中で楽しさを自分達で見つける、そういったゲームでした。

その後、建築要素を入れた「RUST」やクラフトや時間の概念を取り入れた「7days to die」などが中小のパブリッシャーからでましたが、ここまでは「サバイバルシューター」というカテゴリーでした。

しかし、「武器をフィールドで調達する」「キャラクターの基礎パラメータに差はない」というバトルロワイヤルに引き継がれる基本要素は備わっていました。

その後、「DAYZ」のアッパーverともいうべき「H1Z1」がリリースされます。

そしてこの「H1Z1」も元々は「サバイバルシューター」だったのですが、別モードとして「バトルロワイヤル」を追加します。そしてここで、バトルロワイヤルに不可欠な要素、「行動範囲が狭まっていく」が追加されます。

 

■フォートナイトを構成する要素

先ほどバトルロワイヤルで必要な要素として3つのことをあげました。

それぞれ、こういう風に言い換えることができます。

キャラクターの基礎パラメータに差はない⇒公平性

武器をフィールドで調達する⇒即興性

行動範囲が狭まっていく⇒インフレーション

 

そしてこれに以下の要素を足したのが、フォートナイトです。

建築要素⇒計画性

別プラットフォームでのマッチング⇒多様性

 

■公平性について

少し細かくなりますが、公平性について書きたいと思います。

多くのゲームはメカニクスの中に装備やスキルなど自分のキャラクターをカスタマイズさせる要素を入れます。これによってユーザーは自分が育てたキャラクターという「資産」を持つことになり、そのゲームに定着しやすくなります。

そしてゲーム会社はユーザーからお金を集めるため、この部分を課金要素にしたいと考えます。PVE(モンハンなどCPUと戦うゲーム)はそれでかまわないのですが、PVP(対人ゲーム)でそれを行うと先にゲームをプレイしていたユーザー、またはお金をかけたユーザーが有利になり、後発または無課金のユーザーは不利になります。

この形式を「お金を払っている人は有利になるのは当たり前」と考えていると嫌気を感じたユーザーが離れていき、肝心のゲームに必要なユーザ数が確保できなくなります。

そこでフォートナイトなどのバトルロイヤルはゲーム開始時のキャラクター性能を同一にするというルールで「公平性」を担保し、多くのユーザーを囲いこむことに成功したのです。

もちろん「フォートナイト」も事前の知識、訓練をしているユーザーが有利ですが、それは次に説明する「運の要素」である程度相殺されます。

■運の要素について

まず人がゲームをやめる理由は大きく分けて「負け」と「飽き」の2つがあります。

このゲームをやり切った、自分はもう極めたから止めるという人はPVPではほとんどいないと思います。多くの人は自分のスキルに天井を感じ、これ以上プレイが上手くなるのは無理だと判断して止めていきます。そしてこの天井は「負け」たとき、それもある程度自分に知識があり、相応のプレイスキルがあると思っていたにも関わらず結果がでないときに出現します。

「負け」方にも2種類あります。自分のせいで負けることと、ゲームシステムのせいで負けるときです。

フォートナイトで負けたときの感情を例にあげるとこうなります。

「相手はエピック武器を持っていた。同じスキルだったががなかった」

「自分はシールドを不運にも持っていなかった。負けて当然だ」

大事なのは負けたときの理由の一つに、「運」のせいにできることです。

これのおかげで本来は負けてひどく気分を害するはずが、自分のプレイは実は悪くないと思うことができ、更に言えば「運」がよければ次は自分が勝つことができるかもと期待するのです。

運の要素によって、「負け」た時のネガティブな感情を軽減することでフォートナイトはゲームのリプレイ性を上げています。

また説明するまでもないですが、「武器の取得」と運の要素を取り入れることで、毎回違ったプレイを行うことになりユーザーを「飽き」から遠ざけることに成功しています。

 

■インフレーションについて

ゲームがインフレーションしていく、というのは簡単にいえば場が荒れていくことです。フォートナイトをドラクエでたとえると開始直後はメラの打ち合いですが、ゲームの最後になるとメラゾーマ、ベギラゴン、ライディーンの打ち合いになります。戦闘は派手になっていきますし、ユーザーにとっては序盤、中盤、終盤をどう戦っていくのか計画を立てられるということになります。また、インフレーションが起こることによって不利な状況であっても逆転の可能性が広がることにも繋がります。とにかく戦闘の派手さがスケールしていく、これがフォートナイトで脳が「楽しい」と感じる大きな要素なのです。

フォートナイトは行動範囲を狭めることで、フィールドに散らばっているユーザーを集め戦闘をが起こりやすくます。戦闘が起こりやすいということは倒した敵から武器を奪うシチュエーションも多くなり、必然的に最後に残ったユーザーの武器は強力なものが揃っていきます。こうして、最後の決着がつくときは派手な戦闘が繰り広げられるのです。

 

■計画性について

ゲームプレイは「飽き」との戦いです。「飽き」は同じことの繰り返しによって徐々に蓄積され、一定のしきい値を超えるとユーザーはゲームから離れます。

フォートナイトは即興性=運の要素を多くメカニクスに組み込むことで、「飽き」を遠ざけようとしています。しかし、あまりにも運の要素が高すぎると、負けた際に理不尽に感じ、また勝った際も素直に喜べなくなります。

そこで、フォートナイトが取り入れたのが、「建築」による計画性です。

すべてのゲームの根幹となる要素は「予測」「計画」「実行」です。人は自分が計画したことが成功することに強い快感を得ます。通常のバトルロワイヤルでは敵を発見するためには、実際に視認するか、ちらばっているアイテム、または音で判断します。いずれもある程度の距離がないとわからず、ユーザーは場当たり的な対応が多くなります。

 フォートナイトでは建築の要素を入れることにより、敵がどこにいるか視認しやすくなり、次にどういう行動をとればいいか、計画しやすくなります。

また、「バトルロワイヤル」に起こりやすい敵に遭遇しない「空白時間」を素材を集めて、のちの建築に生かすという「計画」も立てることができます。

こうすることで、実際に敵と遭遇していない時でも、次のステップに何をするか、他社の建築の痕跡があった場合どう動くか考えることで、ゲーム中のテンションを保つことに成功しているのです。

 

■多様性について

多様性については様々な語り口があると考えています。

まず、プラットフォーム。今フォートナイトはPC,PS4,Xbox,switch、スマホとマルチプラットフォーム展開をし、さらにPS4以外ではプラットフォーム外でマッチングも!できるようになっています。

もちろんPVPというゲームを考えれば、人が多くないとゲームは成立しません。

しかし、なぜユーザーはこれを許容できるのでしょうか(PCとスマホではデバイスの差で勝負になりません。もちろん、同一プラットフォームマッチングをユーザーが選択することはできます)

一つは先ほど、運の項目であげた通り、負けてもいいわけの逃げ道がある、ということと、そしてもう一つはゲームの速度。つまり死んだら、ストレスを感じる前に次のゲーム次のゲームと転々とできる(WOTもそうでしたね)ことが、マルチプラットフォームマッチング(長い)を可能にしているのではないでしょうか?

もうひとつはワールドワイドで展開する上でのカルチャライズ。

フォートは新規で入ると確かアジア人のキャラなんですよね。ユーザー人口考えると当然だけど、昔には考えられなかった。まエピックの親会社テンセントだから当然ともいえますが。。。こういうところも良き多様性のあり方だと思います。

 

さて、いろいろ書きましたが、フォートナイトを要約すると

早く遊べて、すぐ盛り上がり、さっさと終われる。時間がなくてもゲームの面白さを体験できる。今の時代にあったゲームだと思います。

ものごっついMMOやりたいけど、そんな時代じゃないよね(涙)

えーと、全然書評ブログじゃなかったので、

次は「イタロカルビーノのアメリカ講義とフォートナイト」書きます

アデュー

 

カルヴィーノ アメリカ講義――新たな千年紀のための六つのメモ (岩波文庫)

カルヴィーノ アメリカ講義――新たな千年紀のための六つのメモ (岩波文庫)

 
遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況中継

遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況中継

 

↑ゲームプランナーは読んどけよ

 

あ、コメントは無くて大丈夫なのでB!マークだけ押してもらえるとすっごく嬉しいです。

#わたしを文学沼に落とした小説たち 集計結果

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twitter.com

Twitterで「#わたしを文学沼に落とした小説たち」というタグを作ったところ、

いろいろな方につぶやいてもらえました。

せっかく色々な本を紹介していただけたので集計することにしました。

あなたの「沼小説」は何位でしょうか!?

1~5位 

1位 人間失格 太宰治 31

2位 こころ 夏目漱石 24

3位 痴人の愛 谷崎潤一郎 12

4位 異邦人 カミュ 10

       檸檬 梶井基次郎 10

5位 罪と罰 ドストエフスキー 9

       山月記 中島敦 9

       春琴抄 谷崎潤一郎 9

人間失格、グッド・バイ 他一篇 (岩波文庫)

人間失格、グッド・バイ 他一篇 (岩波文庫)

檸檬 (角川文庫)

檸檬 (角川文庫)

 
李陵・山月記 (新潮文庫)

李陵・山月記 (新潮文庫)

 

~10位 

6位 夢十夜 夏目漱石 8

7位 銀河鉄道の夜 宮沢賢治 7

    砂の女 安部公房 7

         刺青 谷崎純一郎 7

         人間椅子 江戸川乱歩 7

         羅生門 芥川龍之介 7

8位   ドグラ・マグラ 夢野久作 6

         斜陽 太宰治 6

         変身 カフカ 6

         友情 武者小路実篤 6 

        さようなら、ギャングたち 高橋源一郎

9位   カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー 5

        それから 夏目漱石 5

        ノルウェイの森 村上春樹 5

        ハーモニー 伊藤計劃 5

        仮面の告白 三島由紀夫 5

        金閣寺 三島由紀夫 5

        女生徒 太宰治 5

        風の歌を聴け 村上春樹 5

10位 コインロッカー・ベイビーズ 村上龍 4

           ドリアン・グレイの肖像 ワイルド 4

           トロッコ 芥川龍之介 4

           ライ麦畑でつかまえて サリンジャー 4

           午後の曳航 三島由紀夫 4

           細雪 谷崎潤一郎 4

           三四郎 夏目漱石 4

           城の崎にて 志賀直哉 4

           失われた時を求めて プルースト 4

           車輪の下 ヘッセ 4

           赤毛のアン モンゴメリ 4

           沈黙 遠藤周作 4

           夫婦善哉 織田作之助 4

           放課後の音符 山田詠美 4

           坊っちゃん 夏目漱石 4

           羊をめぐる冒険 村上春樹 4

   豊穣の海 三島由紀夫4

文鳥・夢十夜・永日小品 (角川文庫クラシックス)

文鳥・夢十夜・永日小品 (角川文庫クラシックス)

 
刺青・秘密 (新潮文庫)

刺青・秘密 (新潮文庫)

 
城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)

城の崎にて・小僧の神様 (角川文庫)

 

11位 三票

そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー 3

ねじまき鳥クロニクル 村上春樹 3

フラニーとゾーイ サリンジャー 3

モモ ミヒャエル・エンデ 3

雨月物語 上田秋成 3

 押絵と旅する男 江戸川乱歩 3

海底二万里 ジュール・ヴェルヌ 3

鏡地獄 江戸川乱歩 3

禁色 三島由紀夫 3

銀の匙 中勘助 3

孤島の鬼 江戸川乱歩 3

吾輩は猫である 夏目漱石 3

高野聖 泉鏡花 3

黒猫 エドガー・アラン・ポー 3

桜の森の満開の下 坂口安吾 3

三国志 吉川英治 3

若草物語 オルコット 3

城 カフカ 3

雪国 川端康成 3

草枕 夏目漱石 3

大地 パールバック 3

蜘蛛の糸 芥川龍之介 3

注文の多い料理店 宮沢賢治 3

長いお別れ レイモンド・チャンドラー 3

百年の孤独 ガルシア・マルケス 3

片腕 川端康成 3

魔の山 トーマス・マン 3

薔薇の名前 エーコ 3

グレード・ギャツビー フィッツジェラルド 3

フラニーとズーイ (新潮文庫)

フラニーとズーイ (新潮文庫)

 
モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

 
高野聖 (集英社文庫)

高野聖 (集英社文庫)

 

 12位 二票

イワンイリッチの死 トルストイ
オーデュボンの祈り 伊坂幸太郎
グスコーブドリの伝記 宮沢賢治
グレート・ギャツビー フィッツジェラルド
ゲド戦記 ル=グイン
サド侯爵夫人 三島由紀夫
さぶ 山本周五郎
ジェニィ ポール・ギャリコ
シンセミア 阿部和重
そして五人がいなくなる はやみねかおる
はてしない物語 ミヒャエル・エンデ
ハリーポッター J.K.ローリング
パンク侍、斬られて候 町田康
ファウスト ゲーテ
ボッコちゃん 星新一
ムーンパレス ポール・オースター
ユートピア トマス・モア
悪霊 ドフトエフスキー
暗黒星 江戸川乱歩
一房の葡萄 有島武郎
芋虫 江戸川乱歩
黄色い目の魚 佐藤多佳子
火車 宮部みゆき
怪談 小泉八雲
虐殺器官 伊藤計劃
鏡のなかの鏡 ミヒャエル・エンデ
虞美人草 夏目漱石
月と六ペンス モーム
限りなく透明に近いブルー 村上龍
高瀬舟 森鴎外
高慢と偏見 ジェイン・オースティン
告白 町田康
山椒魚 井伏鱒二
歯車 芥川龍之介
蛇を踏む 川上弘美
若きウェルテルの悩み ゲーテ
蹴りたい背中 綿矢りさ
春と修羅 宮沢賢治
小公女 バーネット
少女地獄 夢野久作
赤と黒 スタンダール
赤目四十八朧心中未遂 車谷長吉
堕落論 坂口安吾
大聖堂 レイモンド・カーヴァー
脱走と追跡のサンバ 筒井康隆
誰がために鐘は鳴る ヘミングウェイ
智恵子抄 高村光太郎
潮騒 三島由紀夫
椿姫 デュマ・フィス
天の夕顔 中河與一
伝奇集 ボルヘス
田園交響楽 ジッド
動物農場 オーウェル
二都物語 ディケンズ
肉体の悪魔 ラディケ
晩年 太宰治
彼岸先生 島田雅彦
悲しみよこんにちは サガン
緋色の研究 コナン・ドイル
美徳のよろめき 三島由紀夫
氷点 三浦綾子
瓶詰の地獄 夢野久作
不連続殺人事件 坂口安吾
舞姫 森鴎外
文章教室 金井美恵子
放浪記 林芙美子
万延元年のフットボール 大江健三郎
冥途 内田百閒
裸のランチ バロウズ
里見八犬伝 滝沢馬琴
卍 谷崎潤一郎
藪の中 芥川龍之介
オリエント急行殺人事件 アガサ・クリスティー
シャーロックホームズの冒険 コナン・ドイル
三毛猫ホームズの推理 赤川次郎
指輪物語 トールキン
世界の終わりとハイドボイルド・ワンダーランド 村上春樹
燃ゆる頬 堀辰雄
夢の棲む街・遠近法 山尾悠子

少女地獄 (角川文庫)

少女地獄 (角川文庫)

 
緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)

緋色の研究 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)

 
増補 夢の遠近法: 初期作品選 (ちくま文庫)

増補 夢の遠近法: 初期作品選 (ちくま文庫)

 

13位 一票

 杏っ子 室生犀星
真珠夫人 菊池寛
娼年 石田衣良
813 ルブラン
ABC殺人事件 アガサ・クリスティ
Another 綾辻行人
GO 金城一紀
IT スティーブン・キング
Kの昇天 梶井基次郎
LESSON 銀色夏生
TSUGUMI 吉本ばなな
Yの悲劇 エラリー・クイーン
ア・ルース・ボーイ 佐伯一麦
アイドロン ジョンソン
アクロイド殺し アガサ・クリスティー
アサッテの人
あしながおじさん ジーン・ウェブスター
あすなろ物語 井上靖
アニマルロジック 山田詠美
あの道この道 吉屋信子

 

あの道この道 (文春文庫)

あの道この道 (文春文庫)

 

アフターレイン トレヴァー
アムリタ 吉本ばなな
アルケミスト パウロ・コエーリョ

ある阿呆の一生 芥川龍之介
ある微笑み サガン
アンドロイドは電気羊の夢をみるか ディック
アンナ・カレーニナ トルストイ
イギリス人の患者 オンダーチェ
いなくなれ群青 河野裕
インドへの道 EMフォスター
ヴァインランド ピンチョン
ヴィヨンの妻 太宰治
ウィリアム・ウィルソン ポー
ヴェニスに死す トーマス・マン
うつろ船 澁澤龍彦

うつろ舟 澁澤龍彦コレクション (河出文庫)

うつろ舟 澁澤龍彦コレクション (河出文庫)

 

 エオンタ 金井美恵子
エンジン・サマー クロウリー
オセロー シェイクスピア
オツベルと象 宮沢賢治
オニュフリウス ゴーティエ
オネーギン プーシキン
オンザロード ジャックケルアック
お伽草紙 大宰治
お勢登場 江戸川乱歩
ガープの世界 ジョン・アーヴィング
カインの末裔 有島武郎
かがみの孤城 辻村深月
ガラテイア2.2 リチャード・パワーズ
カラフル 森絵都

カラフル (文春文庫)

カラフル (文春文庫)

 

ガリバー旅行記 スウィフト
カルチェラタン 佐藤健一
かわいい女 チェーホフ
カンバセーション・ピース 保坂和志
キッチン 吉本ばなな
キャリー スティーブン・キング
きらきらひかる 江國香織
きりぎりす 太宰治
きれぎれ 町田康
グッド・バイ 太宰治
クビシメロマンチスト 西尾維新
クラバート プロイスラー
グリーンマイル スティーブン・キング
グリム童話 グリム兄弟
クンデラ 不滅
コインロッカーズベイビー 村上龍
ごたごた気流 星新一
これでおあいこ ウディアレン
これはペンです 円城塔

これはペンです (新潮文庫)

これはペンです (新潮文庫)

 

 こわれがめ クライスト
サーカス 中原中也
サイダーハウス・ルール ジョン・アーヴィング
さかしま ユイスマン
サクセスの秘密 中原昌也
サテュリコン ペトロニウス
さらば星座 黒岩重吾
シートン動物記 シートン
ジェーン・エア ブロンテ
シッダールタ ヘッセ
しゃべれどもしゃべれども 佐藤多佳子
ジャン・クリストフ ロマン・ロラン
ジョヴァンニの部屋 ジェイムズ・ボールドウィン
しろばんば 井上靖
スキップ 北村薫
スタンド・バイ・ミー スティーブン・キング
スタンドバイミー スティーヴン・キング
スペイン岬の秘密 クイーン
スローターハウス5 カート・ヴォネガット

スローターハウス5 (ハヤカワ文庫SF ウ 4-3) (ハヤカワ文庫 SF 302)

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 セヴンティーン 大江健三郎
セカンドショット 川島誠
ターン 北村薫
タイタニックを引き揚げろ! クライブ・カッスラー
タイタンの幼女 カート・ヴォネガット
タイムスリップ探偵団 楠木誠一郎
ダイヤモンド マンディアルグ
だれも知らない小さな国 佐藤さとる
ダレン・シャン ダレン・シャン
ダロウェイ夫人 ウルフ
ダンシング・ヴァニティ 筒井康隆
チェザーレボルジアあるいは優雅なる冷酷 塩野七生
ツバメ号とアマゾン号 A.ランサム
ティファニーで朝食を カポーティ
デミアン ヘッセ
デルドラ・クエスト エミリー・ロッダ
どくとるマンボウ航海日誌 北杜夫

どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)

どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)

 

トラベリング・パンツ アン・ブラッシェアーズ
トランス=アトランティック ゴンブローヴィッチ
ドリアングレーの肖像 オスカー・ワイルド
どんぐりと山猫 宮沢賢治
ナイフ 重松清
ナジャ ブルトン
ナチュラル・ウーマン 松浦理英子
ナポレオンと田虫 横光利一
ナルニア国物語 ルイス
ニートピア2010 中原昌也
にぎやかな未来 筒井康隆
にごりえ 樋口一葉
にじ色のガラスびん ミシェル・ピクマル
ニューロマンサー ギブスン
ねじ巻き鳥クロニクル 村上春樹
バスカヴィル家の犬 コナン・ドイル
パスワードは、ひ・み・つ 松原秀行
ハツカネズミと人間 スタインベック
ハックルベリーフィンの冒険 マーク・トウェイン
パノラマ島奇譚 江戸川乱歩
パパの電話を待ちながら ジャンニ・ロダーリ
ハリーポッターシリーズ ローリング
パルタイ 倉橋由美子
パルプ チャールズブコウスキー

パルプ (ちくま文庫)

パルプ (ちくま文庫)

 

 ビッチマグネット 舞城王太郎
フェルディドゥルケ ゴンブロヴィチ
フェンス マグナスミルズ
ふがいない僕は空を見た 窪美澄
ふちなし帽 ベルンハルト
ブラームスはお好き サガン
ペール・ゴリオ バルザック
ベル・ジャー シルヴィア・プラス
ペルディード・ストリート・ステーション ミヴェル
ペンギン村に陽は落ちて 高橋源一郎
ボクたちはみんな大人になれなかった 燃え殻
ぼくは12歳 岡真史
ぼくは勉強ができない 山田詠美
ホテル・ニューハンプシャー ジョン・アーヴィング
マシアス・ギリの失脚 池澤夏樹
マジック・フォー・ビギナーズ ケリーリンク
マダム・エドワルダ ジョルジュ・バタイユ
マテオ・ファルコネ
マリ&フィフィの虐殺ソングブック 中原昌也
マリア様がみてる 今野緒雪
マルタの鷹 ハメット
ミーナの行進 小川洋子
みずうみ 川端康成
ミスター・ヴァーティゴ ポール・オースター
ムーミン谷の彗星 トーベ・ヤンソン
ムーン・パレス オースター
ムーンストンハウス 小山内こころ
モザイク 田口ランディ
もりのへなそうる わたなべしげお
モンテ・クリスト伯 デュマ
やぎ少年ジャイルズ バース
ようこそ地球さん 星新一
よだかの星 宮沢賢治
ライオンと魔女 C・S・ルイス
ラヴクラフト全集 ラヴクラフト
リア王 シェイクスピア
リリス マクドナルド
ルウェイの森 村上春樹
ルパン ルブラン
ルビコン・ビーチ
レダ 栗本薫
ロリータ ナボコフ
ワーカーズダイジェスト 津村記久子
ワイルドスワン ユンチァン
阿Q正伝 魯迅
愛 ソローキン
愛と幻想のファシズム 村上龍
愛のゆくえ ブローディガン

愛のゆくえ (ハヤカワepi文庫)

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  • 作者: リチャードブローティガン,Richard Brautigan,青木日出夫
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2002/08/01
  • メディア: 文庫
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愛の乾き 三島由紀夫
愛の妖精 ジョルジュ・サンド
愛人 デュラス
悪口学校 シェリダン
悪女について 有吉佐和子
悪童日記 アゴダ・クリストフ
悪魔の手毬唄 横溝正史
悪霊がいっぱい!? 小野不由美
或る女 有島武郎
或る少女の死まで 室生犀星
暗夜行路 志賀直哉
闇の奥 コンラッド
伊豆の踊り子 川端康成
異端の肖像 澁澤龍彦
異邦の騎士 島田荘司
井伏鱒二 山椒魚
一つのメルヘン 中原中也
一九八四年 ジョージ・オーウェル
一千一秒物語 稲垣足穂
一命 滝口康彦
一點鐘 三好達治
雨の音 宇野千代
雨傘 川端康成
嘘つきアーニャの真っ赤な真実 米原万里
永遠なる序章 椎名麟三
煙草 三島由紀夫
遠い海から来たCOO 景山民夫
塩狩峠 三浦綾子
黄金三角 ルブラン
乙女の密告 赤染晶子
音、沈黙と測りあえるほどに 武満徹
音の静寂 高橋悠治
化鳥 泉鏡花
何者 江戸川乱歩
夏の回廊 辻邦生
夏の葬列 山川方夫
夏への扉 ハイライン
家守奇譚 梨木香歩

冬虫夏草 (新潮文庫)

冬虫夏草 (新潮文庫)

 

 果てしない物語 ミヒャエル・エンデ
歌え、牛に踏まれしもの 山下澄人
花のノートルダム ジュネ
花影 大岡昇平
恢復期 神西清
海に生くる人々 葉山嘉樹
海の向こうで戦争が始まる 村上龍
海流の中の島々 ヘミングウェイ
蟹工船 小林多喜二
貝殻と頭蓋骨 澁澤龍彦
外科室 泉鏡花
外套 ゴーゴリ
岳飛伝 北方謙三
眼球譚 バタイユ
雁 森鴎外
危険な関係 ラクロ
奇巌城 モーリス・ルブラン
寄生虫の恋 三秋縋
吉里吉里人 井上ひさし
宮部みゆき 理由
居酒屋 ゾラ
虚航船団 筒井康隆
虚人たち 筒井康隆
魚舟・獣舟
魚服記 太宰治
恐るべき子供たち コクトー
橋のない川 住井すえ
狭き門 ジッド
驚愕の曠野 高橋源一郎
錦繍 宮本輝
銀河と地獄 川村二郎
九マイルは遠すぎる ケメルマン
九尾の猫 エラリイ・クイーン
駆ける少年 鷺沢めぐむ
駆込み訴え 太宰治
空中庭園
傾城の恋 張愛玲
継ぐのは誰か? 小松左京

日本SF傑作選2 小松左京 神への長い道/継ぐのは誰か? 日本SF傑作選 (ハヤカワ文庫JA)
 

警視庁草紙 山田風太郎
月と6ペンス モーム
月に吠える 萩原朔太郎
月下の一群 堀口大学
月夜の浜辺 中原中也
原色の街 吉行淳之介
幻影の城主 江戸川乱歩
源氏物語 紫式部
古都 川端康成
孤独かそれに等しいもの 大崎善生
枯木灘 中上健次
五次元世界の冒険 マデレイン・レングル
五千回の生死 宮本輝
御馳走帳 内田百閒
光車よ、まわれ! 天沢退二郎
孔雀警視 志茂田景樹
江戸川乱歩 怪人二十面相
甲賀忍法帖 山田風太郎
荒野のおおかみ ヘッセ
行人 夏目漱石
高屋聖 泉鏡花
高丘親王航海記 澁澤龍彦
号哭の夜は赦された 蒔田則近
黒い雨 井伏鱒二
黒蜥蜴 江戸川乱歩
今夜、すべてのバーで 中島らも
魂の試されるとき 丹波文雄
佐々木の場合 志賀直哉
在りし日の歌 中原中也

中原中也詩集 (岩波文庫)

中原中也詩集 (岩波文庫)

 

 罪の声 塩田武士
坂の上の雲
殺人リレー 夢野久作
三十棺桶島 ルブラン
三銃士 デュマ
山の音 川端康成
山形 志賀直哉
山鳩 志賀直哉
山椒大夫 森鴎外
子供だけの町 ヘンリー・ウィンターフェルト
イグス川 志賀直哉
灰色の月 志賀直哉
焚火 志賀直哉
和解 志賀直哉
死にたい夜にかぎって 爪切男
死後の恋 夢野久作
死者の挨拶で夜がはじまる 丹生谷貴志
死者の書 折口信夫

死者の書・口ぶえ (岩波文庫)

死者の書・口ぶえ (岩波文庫)

 

 死者の奢り・飼育 大江健三郎
死神の精度 伊坂幸太郎
死霊 埴谷雄高
寺山修司少女詩集 寺山修司
次郎物語 下村湖人
自負と偏見 ジェイン・オースティン
嫉妬 ロブ=グリエ
芝桜 有吉佐和子
蛇 スタインベック
蛇淫 中上健次
若き芸術家の肖像 ジョイス
手ぶくろを買いに 新美南吉
秋 永井龍男
十九歳の地図 大江健三郎
十五少年漂流記 ジュール・ヴェルヌ
従妹ベット バルザック
獣の奏者 上橋菜穂子
重力の虹 トマス・ピンチョン
銃 中村文則
春 島崎藤村
春琴妙 谷崎潤一郎
初恋 ツルゲーネフ
書を捨てよ、町へ出よう 寺山修司
女の一生 モーパッサン
女系家族 山崎豊子
女坂 円地文子
小僧の神様 志賀直哉
少年たちの終わらない夜 鷺沢萠
少年探偵団 江戸川乱歩
床下の小人たち メアリー・ノートン
招かれざる客 アガサ・クリスティ)
消滅の光輪 眉村卓
象られた力 飛浩隆
城の中のイギリス人 ピエール・ド・マンディア

城の中のイギリス人(愛蔵版)

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  • 作者: アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ,澁澤龍彦
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情事の終わり グリーン
浄土 町田康
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 村上春樹
食魔 岡本かの子
審判 カフカ
新源氏物語 霧深き宇治の恋
新釈走れメロス 森見登美彦
新世界 長野まゆみ
深い河 遠藤周作
神々自身 アシモフ
神曲 ダンテ
神童 谷崎潤一郎
神様の御用人 浅葉なつ
人魚姫 アンデルセン
人形 古井由吉
人情馬鹿物語 川口松太郎
塵戦 グレック・ベア
図書館戦争 有川浩
水仙 太宰治
性に目覚める頃 室生犀星

星からきた探偵 ハル・クレメント
星座 有島武郎
生まれ出づる悩み 有島武郎
精神の氷点 大西巨人
聖少女 倉橋由美子

聖少女

聖少女

 

西瓜糖の日々 ブローディガン
西遊記 呉承恩
青猫 萩原朔太郎
青年 森鴎外
青梅雨 永井龍男
青白い炎 ウラジーミル・ナボコフ
石蹴り遊び コルタサル
赤い部屋 江戸川乱歩
赤死病の仮面 エドガー・アラン
赤西蠣太 志賀直哉
雪の断章 佐々木丸美
千年の愉楽 中上健次
千夜一夜物語 バートン
宣言 有島武郎
川上弘美 センセイの鞄
戦争と平和 トルストイ
戦中派不戦日記 山田風太郎
戦闘妖精・雪風 神林長平
双頭の鷲 佐藤健一
草の花 福永武彦
走れメロス 太宰治
族長の秋 ガルシア・マルケス
卒塔婆小町 三島由紀夫
存在の耐えられない軽さ ミラン・クンデラ
太陽の世界 半村良
太陽の塔 森見登美彦
太陽黒点 山田風太郎
待つ 太宰治
大きな鳥にさらわれないよう 川上弘美

大きな鳥にさらわれないよう

大きな鳥にさらわれないよう

 

 大転落 ウォー
大予言者カルキ ゴア・ヴィダル
樽 クロフツ
誰かが手を、握っているような気がしてならない 前田司郎
男の償い 吉屋信子
知られざる傑作 バルザック
地の果て至上の時 中上健次
地獄堂霊界通信 香月日輪
地底旅行 ジュール・ヴェルヌ
蜘蛛女のキス マヌエル・プイグ
竹中半兵衛 三宅孝太郎
昼の花火 山川方夫
長靴下のピッピ リンドグレーン
津軽 太宰治
貞操問答 菊池寛
溺レる 川上弘美
天の赤馬 斎藤隆介
天久鷹央の推理カルテ 知念実希人
兎の眼 灰原健次郎
杜子春 芥川龍之介
都会のトム&ソーヤ はやみねかおる
冬のかたみに 立原正秋
冬の宿 阿部知二
冬の旅 立原正秋
桃尻娘 橋本治
盗まれた手紙 ポオ
灯台へ ウルフ
藤十郎の恋 菊池寛
同時代ゲーム 大江健三郎
洞窟の反響 立野正裕
読まずに死ねるか 内藤陳
楢山節考 深沢七郎
南部高速道路 コルタサル
二十四の瞳 壷井栄
二人のガスコン 佐藤健一
二銭銅貨 江戸川乱歩
日々の泡 ヴィアン
日蝕 平野啓一郎
日独対抗競技 阿部知二
日本アパッチ族 小松左京
日輪の翼 中上健次
乳房になった男 フィリップロス
猫を抱いて象と泳ぐ 小川洋子
猫町 萩原朔太郎
杯 森鴎外
博士の愛した数式 小川洋子
白い牙 ジャックロンドン
白鯨 メルヴィル
白痴 坂口安吾
白痴の人 坂口安吾
白塀の緑の扉 ウェルズ
麦の海に沈む果実 恩田陸
八十日間世界一周 ジュール・ヴェルヌ
鳩の翼 ヘンリー・ジェイムズ
氾濫 伊藤整
晩菊 林芙美子
彼岸過迄 夏目漱石
秘密の花園 ガーネット
飛ぶ教室 ケストナー
飛天 福永武彦
美しい村 堀辰雄
美男子と煙草 太宰治
鼻 芥川龍之介
百億の昼と千億の夜 光瀬龍

百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫JA)

百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫JA)

 

 瓶詰地獄 夢野久作
不思議な少年 マーク・トウェイン
富豪刑事 筒井康隆
浮雲 二葉亭四迷
膚の下 神林長平
武器よさらば ヘミングウェイ
舞え舞え蝸牛 田辺聖子
葡萄が目にしみる 林真理子
風と共に去りぬ ミッチェル
風車小屋だより ドーデ
風博士 坂口安吾
風立ちぬ 堀辰雄
分身 東野圭吾
文学少女と死にたがりの道化師 野村美月
壁 安部公房
母を恋ふる記 谷崎潤一郎
奉教人の死 芥川龍之介
宝島 スティーヴン
坊ちゃん 夏目漱石
坊つちゃん 夏目漱石
忘却の河 福永武彦
夜と霧の隅で 北杜夫
僕って何 三田誠広
墨東綺譚 永井荷風
本陣殺人事件 横溝正史
魔術 芥川龍之介
魔女の猫ウォーム J.K.スナイダー
魔都 栗本薫
未来いそっぷ 星新一
未来世界から来た男 星新一
岬 中上健次
蜜柑 芥川龍之介
眠れる美女 川端康成
霧のむこうのふしぎな町 柏葉幸子

霧のむこうのふしぎな町 (新装版) (講談社青い鳥文庫)

霧のむこうのふしぎな町 (新装版) (講談社青い鳥文庫)

 

 名探偵カッレくん アストリッド・リンドグレーン
明暗 夏目漱石
盲目の秋 中原中也
盲目の目撃者 アルプ・クマル・ダッタ
門 夏目漱石
夜の果てへの旅 セリーヌ
夜歩く ディクスン・カー
夜明け前 島崎藤村
厄除け詩集 井伏鱒二
優雅で感傷的な日本野球 高橋源一郎
幽霊 北杜夫
誘惑 徳田秋聲
幼年期の終り アーサー・C・クラーク)
幼年時代 トルストイ
窯変源氏物語 橋本治
葉桜の日 鷺沢めぐむ
踊る人形 ドイル
李陵 中島敦
流跡 朝吹真理子
竜馬がゆく 司馬遼太郎
緑の家 バルガス・リョサ
冷たい校舎の時は止まる 辻村深月
冷血 カポーティ
霊魂の秋 生田春月
朗読者 シュリンク
狼王ロボ シートン
老人と海 ヘミングウェイ
六の宮の姫君 芥川龍之介
恍惚の人 有吉佐和子
惡の華 ボードレール
戀をしに行く 坂口安吾
杳子・妻隠 古井由吉
楡家の人々 北杜夫
櫂 宮尾登美子
爛 徳田秋聲
眩暈 カネッティ
蜃気楼 芥川龍之介
蠅の王 ゴールディング
贅沢貧乏 森茉莉
濹東綺譚 永井荷風

濹東(ぼくとう)綺譚 (岩波文庫)

濹東(ぼくとう)綺譚 (岩波文庫)

 

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週刊 バベルの図書館を読む 創刊号「チェスタトン」

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えー、なんだか梅雨めいてまいりましたな。こういう季節になると読みたくなるのが、ぁー「バベルの図書館」、ね。みなさんも、もう読んでおりますでしょうか。

先日、うちのかかァがバベルの図書館を読みたい、読みたいとしきりに言うんで、そんなに読みたいなら、読めばいいじゃねえかオイって言ってやったんですよ。するとかかぁがそんな長い業書、読む時間なんかありゃしないよって、まあそういうんですね。そうなると好きで一緒になったオンナですから、気の毒になっちゃって、そんならオイラが読んでやるよってつい口からポロっとでちまった。しまった、と思ったときにはもうあとの祭りってやつで、積まれた本を見て青くなってたんですが、エイッこちとら極東アジアっ子でいってなもんで、着る者も着ずディアゴースティーニへ行って、書面を交わしてですね、こうして「週刊バベルの図書館を読む」を始めることになったという訳でございます。

まあ、一冊200pくらいの短編業書ですから、なんとかなるかなとは思うのですが、7巻の「ミクロメガス」なんかは分厚いですし、23巻の「ヴァテック」なんかは上下巻に分かれているのでね、さあどうなるかってところなんですが、まあ、一つ、皆様には読者になっていただいて、ね。応援していただければと思うところでございます。 

 

アポロンの眼 (バベルの図書館 1)

アポロンの眼 (バベルの図書館 1)

  • 作者: ギルバ−ト・キ−ス・チェスタトン,ホルヘ・ルイス・ボルヘス,富士川義之
  • 出版社/メーカー: 国書刊行会
  • 発売日: 1992/12
  • メディア: 単行本
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さて、記念すべき1巻目は「チェスタトン」。最近、色んなところから出てますよねブラウン神父。版権でも切れたのでしょうか。

ぁーこのチェスタトンなる方は1928年に推理作家クラブが設立されたときに満場一致で会長に選出された、まあ、その時代を代表する作家でございました。神父を探偵にするくらいですから、自身も熱心なカトリック教徒だったそうです。え?ああそう耶蘇ですね。耶蘇教。ま、そういったところはボルヘスの旦那が書いた序文に書いてあるので、まあよしとしてさて内容は5つの短編。真ん中の3編をブラウン神父。最初と最後は別の短編で構成されてますね。いやー、おもしろい構成だね、こりゃ

 

①三人の黙示録の騎士

黙示録って書いてあったんでね、ちょっと身構えちまったけど、まあ首なし騎士が出てくるわけではないので、ご安心を。合理的なことを重ねていくと不合理が起こるっていう寓話めいたお話でね。中心となる話自体も面白いですが、オイラがうーん、とうなっちまったのが語りの構造ね。この短編にはまず「ぼく」がいるのね、でその「ぼく」が昔こんな奇妙な人がいたなあって回想してるわけ、それが「ポンド氏」なる人物よ。でこの「ポンド氏」の描写がいいんだなあ。引用させていただくとね、

ポンド氏の中にも怪物がいるのをわたしは知っている。その怪物は心の奥底からほんの一瞬のみ水面に浮かび上がり、ふたたび沈み込んでしまう。

はえー、なんだか妙なやつですね。しかもポンド氏は魚のような顔をしたって描写もあるんで、これはインスマス出身なんじゃねえか、ということはク・リトル・リトあ、いけね、この件はご隠居に内緒だって言われてるんだ、どうもラブクラフト脳はなんでもあれと結びつけようとして、まあ悪い癖だね。

まあ、とにかくその妙なポンド氏が語るのが『三人の黙示録の騎士」ってわけよ。こういう構造はなんていうのかね、オイラは学がねえからわからないけども、こうすることで本題の文章に対してポンド氏の奇妙さがコーティングされるっていうのかな、物語のレイヤーが…まあいいか、とにかくこういう三段構えで語ることで、いきなり主題に入るより引き込まれやすいんだな。半七捕り物長も女の子が老人にせがんで語らせるってとこがあのシリーズのキモだと思ってるんだ。

全体を通すと寺子屋の紀田潤一郎先生が編んだ「謎の物語り」に載ってもおかしくない(まあ解決してるからあれなんだけど)作品だから、そういうのが好きな人は面白いんじゃないかな。

 

②奇妙な足音

んー正直言うとおいらはミステリーはあまり読んでいないんだよね。だからなんでこの作品が選ばれているか良くわからないだけど、「足音」だけで推理して謎を解くってやり方が他にはないところなのかなあ。ただ、こいつはいいやと思ったのが登場するエリートクラブの名前が「12人の本物の漁師」ってんで。あ、こいつはいかすな、と思いましたね。更に舞台になる「ヴァーノンホテル」の描写も面白い。

小さなホテルで、おまけにひどく不便なホテルだった。しかし、まさにこの不便さこそが、ある特別な階級を保護する城壁として考えられたのである。

なるほどねえ、ほんとうに金持っているやつらはキンキラなところは行かねえってことなんだな。

あと気に入ったのは最後の一文だな。最後の一文がスパッと美しい小説がいい小説だと思うよ。

神父は湿った暗い街路を活発な歩調で歩いて、安いバスを探しにいった。

謎を華麗に解いて、暗がりに消えていく、しかも清貧っていうのがね、ヒーローっぽいんだよなあ。

 

③イズレイウ・ガウの名誉

 えっと、さっきのところを書いてから中断してたんで、もう口調が変わりますが、これはゴシック小説です。なぜなら舞台が古城だから。あとブラウン神父でおなじみ(かどうかは知りませんが)親友の素人探偵フランボウが出てきます。アレ?ガンダムと思ったあなた。もしかしたら元ネタがこれかもしれませんよ!この説を押し通して仲間のガノタに差をつけろ!城の名前は「グレンガイル城」(おー)最後の城主は失踪し、今は耳の遠い召使だけが住んでいます。だけど誰も失踪した城主の行方しらないし、召使はなんか料理つくって運んだりしてるようだし、まだ城にいるんじゃねっていうのが周囲のうわさ(うーん、ゴシック)

でこの召使がいなくなった城主を棺桶にいれただっていうもんで神父としてブラウンが見に来たってとが事の発端なのよね。

 神父とフラウボウが顔を合わせるシーン、意外としゃれた会話しますね。

「ここは地質学博物館みたいですな」

「地質学博物館なんかじゃありませんよ」とフランボウ。

「心理学博物館(サイコロジカルミュージアム)といったところでしょう」

サイコロジカルミュージアム!70年代SFに出てきそうな名前!(ニーブンとか?

話が進むと悪魔崇拝やらサタニストといった言葉まで出てきて、中々緊張感でてきます。

最後は割りとスッと終わるんですけどね、雰囲気はさすがボルヘスが選んだだけあるなあといったところ。

 

④アポロンの眼

表題作ですね。でも一番つまんない。コロンボ的。

まーアンチ神秘主義なのかな、これ。。。

ア違うなアンチ新興宗教小説だわこれ。

 

⑤イルシュ博士の決闘

あー、これあれの元ネタじゃんで有名な一編。

始めに提示された謎がぶっ壊れて、最後にでてくるには不気味な人間の業ですね。

うーん、まあこれも、そんなに言うことない。

でもアレの元ネタですから(たぶん)怪奇小説好きを装うなら読んでおきたい一編

 

 

風邪引いているのでこの辺で。

来週の次号は「サキ 無口になったアン夫人」です。乞うご期待!

 

え、まいど馬鹿馬鹿しい話をさせていただいてますが、

ぜひですねB!マーク、もしくはコメントなんてねいただけると来号でるんじゃないかなーみたいな。どうかよろしく!!!

 

ま、ブラウン神父読むなら創元文庫で読むのが一番いいと思うけどね...

ブラウン神父の童心【新版】 (創元推理文庫)

ブラウン神父の童心【新版】 (創元推理文庫)

 
ポンド氏の逆説【新訳版】 (創元推理文庫)

ポンド氏の逆説【新訳版】 (創元推理文庫)

 
木曜日だった男 一つの悪夢 (光文社古典新訳文庫)

木曜日だった男 一つの悪夢 (光文社古典新訳文庫)

 

 

 

 

 

アフィリエイトで月8万稼ぐポストモダン小説たち

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こんにちは!

元ブラック企業営業マン、今ではメキシコのリゾート地シウダー・フアレスでの~んびり暮らしているアフィリエイターの茶碗蒸しです。

皆さん、アフィリエイトってどんなイメージ持ってますか?

自分は始める前は正直、うさんくさい!って思ってました...

でもね、アフィリエイトも立派なお仕事なんです!

きっかけは中学の同窓会でした。

久しぶりに会った友達が高級車で会場に来たんですよ。

あれ? あいつ確か大学受験に失敗して引きこもっているはずじゃ...

かなり気になったので、もう酒を飲ませて、よいしょしまっくてたら、遂に教えてくれたんですよ。

友達「アフィリエイトだよ。ネットでさ。やってんの」

ぼく「え、あー。でも、ああいうのってさ。難しくない? 素人でできるものなのかな?」

友達「うーん、まあ。初心者でも簡単にできる教材がさ、あったりすんのよ」

ぼく「なんだよ、教えてよ~」

正直ぶっとばそうとおもったんですけど、ここで負けちゃいけない、一生ブラックでいいのか、これが「くもの糸」だぞ。

そう自分に言い聞かせたんですね。そしてしばらくすると、

友達「うーん、オレも先輩から口止めされてるから、オレから聞いたっていうなよ? これ使えば、素人でも、まあ、月8万くらいはよゆーなんだよ」   

そういって友達が取り出してきたのが、そう!

 

ポストモダン小説でした!

 

①さよなら、ギャングたち 高橋源一郎

さようなら、ギャングたち (講談社文芸文庫)

日本にポストモダン小説を知らしめ、ついでに小説から現代詩へ読者をいざなう現代詩沼からの刺客。自分のエッセイでブローディガンの「愛のゆくえ」をぱくった事を認めた事でミヤネ屋で糾弾されていたが、ぱくりを頑として認めず、あまつさえ自分で訳してしまう某作家に比べればはるかに誠実。

内容としては、ポストモダンなので言っても仕方ないんですが、とにかく一つのセンテンス描写が秀逸なんですね。とにかくかっこいい。それまで普通の獅子文六のようなモダン小説とか読んでいるとあまりのかっこよさに頭が狂いそうです。

引用します。

と思ったら、本棚にない!

おかしい、惑星P13やぼくがしまうま語をしゃべったとき、優雅で感傷的な日本野球なんてジャケ違いで2冊もあるのにさよギャンだけない!

ま、ここまで書いたの消すのあれなんで、続けますけども、一番好きな描写はアレかな

ビルに流れている川でピクニックするシーンかな?

ま、アフィリエイトで儲けたいなら、まずはこれを読んで

「人と違う視点を見につける」

ことから始めたらどうですか?

 たぶんその後、元ネタのブローディガンと谷川俊太郎あたり読みたくなると思うので、一緒に買うことお勧めします。

 

②10と1/2章で書かれた世界の歴史 ジュリアン・バーンズ

101/2章で書かれた世界の歴史 (白水Uブックス)

白水Uブックスってポストモダンに強くありません?

まそれはそれとして、この本も話を説明しずらいんですよね。

10章+1の連作短編といった体裁なのですが、

ノアの箱舟に乗った密航者の告白だったり、中世フランスで実際あった虫裁判の様子だったり、神の啓示を受けた宇宙飛行士の話だったり、章ごとに全然違う強烈な場所に持っていかれるので一気に読み通すのは中々難しい、一章読むだけでお腹いっぱい。でも難解かといえば、そうではないです。ポストモダンに共通していることだと思うのですが、この小説も全体をユーモアでコーティングしてある。

出だし、引用しましょう。

連中はサイや、カバや、ゾウといっしょに、ビヒモスを船倉にいれた。

これらの動物を底荷として使おうと決めたのはいい思いつきだったが、お察しのとおり、なにしろひどい臭いだった。

ビヒモス...

うーん、ちょっと引用してもわけわかめですね。高橋源一郎の現代詩的美麗性で勝負って感じの小説じゃないのでね。

ただ、最後の一文はかっこいいですよ。死後の世界で何にも起こらない日々に飽きを感じる男の話なんですが、

目が覚める夢を見た。古くからある夢だ。たった今それを見た。

ね、この一文で締めるのむっちゃかっこよくないですか?

うーん、やっぱり上手く伝えられない。この説明のしずらさがポストモダンの衰退した一つかもしれませんね(ちがう

あ、なぜか最後の章を山本直樹が漫画かしていて、自分は先にそっちを読んでいたので「おのれ、ジュリアンぱくったな」と思ったものです。

(でも今検索したら、そんなこと言っているの自分の何日か前のブログだけで、ほかに言及ないですね。フラグメンツかなんかに載ってたと思うけどなあ。。。)

ああ、もし第一章のノアの箱舟ものが面白くて、もっとノア箱もの読みたいと思ったら、「年間日本SF傑作選 アステロイドツリーの彼方へ」に掲載されている坂永雄一氏の「無人の船で発見された手記」を読もう。ポストモダンばっかり読んでいると、みんなと話が合わなくなるぞ、気をつけろ。

 

③チャイナ・メン マキシーン・ホン・キングストン

チャイナ・メン (新潮文庫)

正直、上二つと違ってこれか明確にポストモダン小説とラベリングされているかわかってないのですが、ま訳したのが鱒釣りで有名な藤本和子さんなので、おそらくポストモダン小説でしょう(フィッシュオン!

さて、ある種の歴史はその暗い哀しい側面から神話のような形で語ることが一番適している場合があります。と書いてみたら本の裏筋にも「神話的に」と書かれていたのでもう止めます。

まあ、とにかく訳がすごい。歴史と幻想と家族と神話が混ざり合ったこの小説をこう、みごとに訳してしまう藤本先生の胆力にほれる(フィッシュオン!

あと、ジャケ写ね。ハットをかぶった中国人の男がこちらを見ているモノトーンの写真。目がいいです。白目が。これと目が合って買ってしまった人もいるのでは?

ええ、そうです。最後まで読んでません。だから、あんま言えることないんです。解説パクろうと思ったのですが、ナラティブって言葉が出てきたので止めました。(あれ、ゲームの言葉だと思ってた)

素晴らしく偉大な小説だと思いますが、ナラティブとか言い出すと、読む気がなくなるのはワイだけか(そうかすまんな

 

ということでね。やっぱりアフィリエイトなんて親がわかんないようなものは止めて。地道に働くことが生きるうえでの大事なことよ。

あとね、ポストモダン小説は慣れてないとすぐ眠くなるから、明日大きな仕事を控えているとき読むといいぞ。

 

月8万ぐらい、チャリンチャリン入ってこないかな。

 

あのーもし良かったらB!ボタン押していただけると非常に嬉しいです。

何なら読者になるボタンもどうですか? 無料ですし...

サラリーマン生活を生き抜く為のSFたち

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始めにいいますが、元から書くつもりでした(お、そうだな

えーと、皆さんサラリーもらってますか?ね、あと何年自分の時間の犠牲にして、スズメの涙ほどのオチンギンをいただかなきゃならねーんだよと、日々枕を濡らしていると思いますが、まあとはいえね、今朝のTVタックルでも「田舎移住はデストピア」なんて特集やっていたように(あ...記憶が...)ねえ、副業とかナリワイをみつけるったって大変ですよ。そういうのをやるものやっぱり才覚や胆力を必要とするんですから。やっぱり、今の会社にしがみついて、あたえられた場所で頑張るしかない。

今日はそういうSFです。

えと、「眉村卓」。そう「自殺卵」で有名なあの作家さんですが、彼は「インサイダーSF」という言葉を提唱していました。これは「組織の中の人間にフォーカスしたSF」ということなのですが、まこれ簡単に言えば「サラリーマン小説」です。

まあ、つまりね。SF的未来でも結局サラリーマンってやつは...

 

①下級アイディアマン 眉村卓

日本SF傑作選3 眉村卓 下級アイデアマン/還らざる空 (ハヤカワ文庫 JA ク)

え、未来ってのはまあ、色々なァ職業というものが、新たに出てくるものですが、このォ下級アイディアマンというものはですね。まあ今で言えば電通、リクルート、ね、そういう大き会社のソリューション解決なんつってね、組織や製品に問題があればそこに提言をする。問題がなくてもあれこれ口を挟んでくる、まあ非常にやっかいな人たち、その未来版だと思っていただければよろしいかと思います。

さて、この小説の主人公であるサワイ・アキラ氏は新米アイディアマンでございます。しかもただの新人じゃございません。ドンケツの新人。この世界、アイディアマンになるには非常に厳しい訓練や試験を潜り抜けなければいけないのですが、どれもドンケツ。新人でしかもドンケツですから、いきなり水星(おSF)の研究所に飛ばされるんですね。水星の研究員もいい人たちなんですが、やっぱり主人公と同じで、ちょっと都落ち感、ドンケツ感があるんですね。でも彼らは開き直って各々の研究を行っている。すると困っちゃうのが新人アイディアマン。上司に報告します。「問題はないようにみえます」すると上司が「何を言っているんだ。問題を見つけるのが、お前ェさんの仕事じゃねえのか、え、そうだろ。見つけるんだよ、問題を」とこういうわけなんですね。

で、まあなんとか天の助け、なんていうのも変ですが、問題が起こる。自律で動くロボットが正しい動きをしなくなる。それどころか集団で研究所を破壊しにかかる。

まあ、ドンケツといえどもさすがは電通、いや下級アイディアマン。このロボットの不可解な現象の謎の真相を見事に突き止めるんですね。で見事水星から栄転...ということにはならず、上層部のトンチンカンな対応により水星は更に大変なことになってしまいます。最後は地球に戻った主人公の呼び出しブザーがなるんですね、でももうこの仕事に無力感を感じているので中々応答しようとしない。それでも、やはり彼は水星へ戻ることを進言しにいくことにするのです。結末の文を引用します。

下級アイディアマンとしての、栄光も苦しみも、みんなもとのまま抱え込んで、生きてゆくのだと、思いながら、いつか頬には、微笑みさえ浮かべていた。

句読点のカッティングの多さに、主人公の強く重い決意がにじみ出てますね。そして最後の一文。

僕が変質を遂げてまでも、作業を続けようとするあの作業ロボット、ぶきっちょで頑固な作業ロボットに、どこかにていることにその時初めて気がついたからだった。

 泣くな!サラリーマン諸君。無責任時代の植木等映画でも見て、一人で傷を乾かせ!

 

②社員たち 北野勇作

社員たち (NOVAコレクション)

 あのさあ、サラリーマン生活ってのは不条理の連続なの。それを体現しているのが諸星大二郎御大の「会社の幽霊」であり、北野勇作の「社員たち」なんですね。半沢直樹なんて起承転結がはっきりしすぎて、まっっっっっっくリアリティがない。まあ、みなさん「パシフィクリム」と同じ感覚で見てたと思うので、まあ、それはいいんですが。

さて、理不尽。社員たちは短編集なのですが、しょっぱなの短編から不条理アクセル全開です。引用します。

敵の攻撃によって地中深くに沈んでしまった会社を残された同僚たちといっしょに堀り始めてからもう半年ちかくになるのだが、

 まあ、こういう経験した方、多いんじゃないですか?(錯乱

いきなりの不条理でも主人公が気にしているのは「失業保険がなかなかでないこと」という超リアリティ、このギャップでとりあえず悶絶してください。

まあ、6Pほどの短編なので内容を説明してもあれなんですが、最後のほうにね、全サラリーマンのささやかな願いが込められています。

できれば、社員の名前をすべてそらで言えるような、そんな社員思いの社長であってほしいと思う。そうとも社員の願いなんてその程度のものなのだ。

 哀しい。

最後の短編「社員の星」は内田百間の「冥土」も匂わす「彼岸小説」の白眉。

まあ、シャイン社員、シャイニングスターというパンチラインを読んだら、月曜日に備えてもう寝ろ。

 

③皆勤の徒 酉島伝法

皆勤の徒 (創元SF文庫) (創元SF文庫)

さっさと次の本をだせ、でおなじみ酉島伝法の空前絶後の超ど級SF。酉島伝法版AKIRAにならないでくれよ、と思わず願わずにはいられない、それほどの傑作。

説明しようがないのでしないですが、ブラック企業に椎名誠と筒井康隆とグレック・ベア・イーガン兄弟(ではない)の脳を繋いで2千年くらい熟成したらこんな小説になります。

とにかく目の前に仕事はある。だからやる。次々くる。だからやる。でも何のための仕事かわからないし、上司に聞いても話が通じない、そもそも上司がわかっているかも妖しい。そのうち更に上のレイヤーで何かの意思決定がいつのまにかされ、仕事がペンディングになったり復活したりして、最後のほうは映像でしかみたことにない社長が更迭されていく。そんなリアリティが透けてみえるSFです。

まあでも4篇あって、残りの3篇はあんまサラリーマン関係ない純なSFなのでどーぞ。漫画化するならドロヘドロの人とかどうですか?

 

えー、毎回ブログの最後のほうは息切れがして、自分でもなんだかなですが。

まだ、日曜日は終わってない。これからコドモと公園イクゾォォォォォ!!!

 

あのー、1度でいいからブクマに「載ってみたいので、気に入ったらブックマークお願いします。B!←こんなマークのやつです。気に入ったら、もしくわあなたがサラリーマンだったらお願いします!

 

皆勤の徒 (創元SF文庫) (創元SF文庫)

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社員たち (NOVAコレクション)

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日本SF傑作選3 眉村卓 下級アイデアマン/還らざる空 (ハヤカワ文庫 JA ク)

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