茶碗蒸しの中 de 書評ぶろぐ

病気をきっかけに2年ほど主夫をしてました。 好きなマンガ、小説や主夫業についてツラツラ書きたいです、ほへ。

アフィリエイトで月8万稼ぐポストモダン小説たち

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こんにちは!

元ブラック企業営業マン、今ではメキシコのリゾート地シウダー・フアレスでの~んびり暮らしているアフィリエイターの茶碗蒸しです。

皆さん、アフィリエイトってどんなイメージ持ってますか?

自分は始める前は正直、うさんくさい!って思ってました...

でもね、アフィリエイトも立派なお仕事なんです!

きっかけは中学の同窓会でした。

久しぶりに会った友達が高級車で会場に来たんですよ。

あれ? あいつ確か大学受験に失敗して引きこもっているはずじゃ...

かなり気になったので、もう酒を飲ませて、よいしょしまっくてたら、遂に教えてくれたんですよ。

友達「アフィリエイトだよ。ネットでさ。やってんの」

ぼく「え、あー。でも、ああいうのってさ。難しくない? 素人でできるものなのかな?」

友達「うーん、まあ。初心者でも簡単にできる教材がさ、あったりすんのよ」

ぼく「なんだよ、教えてよ~」

正直ぶっとばそうとおもったんですけど、ここで負けちゃいけない、一生ブラックでいいのか、これが「くもの糸」だぞ。

そう自分に言い聞かせたんですね。そしてしばらくすると、

友達「うーん、オレも先輩から口止めされてるから、オレから聞いたっていうなよ? これ使えば、素人でも、まあ、月8万くらいはよゆーなんだよ」   

そういって友達が取り出してきたのが、そう!

 

ポストモダン小説でした!

 

①さよなら、ギャングたち 高橋源一郎

さようなら、ギャングたち (講談社文芸文庫)

日本にポストモダン小説を知らしめ、ついでに小説から現代詩へ読者をいざなう現代詩沼からの刺客。自分のエッセイでブローディガンの「愛のゆくえ」をぱくった事を認めた事でミヤネ屋で糾弾されていたが、ぱくりを頑として認めず、あまつさえ自分で訳してしまう某作家に比べればはるかに誠実。

内容としては、ポストモダンなので言っても仕方ないんですが、とにかく一つのセンテンス描写が秀逸なんですね。とにかくかっこいい。それまで普通の獅子文六のようなモダン小説とか読んでいるとあまりのかっこよさに頭が狂いそうです。

引用します。

と思ったら、本棚にない!

おかしい、惑星P13やぼくがしまうま語をしゃべったとき、優雅で感傷的な日本野球なんてジャケ違いで2冊もあるのにさよギャンだけない!

ま、ここまで書いたの消すのあれなんで、続けますけども、一番好きな描写はアレかな

ビルに流れている川でピクニックするシーンかな?

ま、アフィリエイトで儲けたいなら、まずはこれを読んで

「人と違う視点を見につける」

ことから始めたらどうですか?

 たぶんその後、元ネタのブローディガンと谷川俊太郎あたり読みたくなると思うので、一緒に買うことお勧めします。

 

②10と1/2章で書かれた世界の歴史 ジュリアン・バーンズ

101/2章で書かれた世界の歴史 (白水Uブックス)

白水Uブックスってポストモダンに強くありません?

まそれはそれとして、この本も話を説明しずらいんですよね。

10章+1の連作短編といった体裁なのですが、

ノアの箱舟に乗った密航者の告白だったり、中世フランスで実際あった虫裁判の様子だったり、神の啓示を受けた宇宙飛行士の話だったり、章ごとに全然違う強烈な場所に持っていかれるので一気に読み通すのは中々難しい、一章読むだけでお腹いっぱい。でも難解かといえば、そうではないです。ポストモダンに共通していることだと思うのですが、この小説も全体をユーモアでコーティングしてある。

出だし、引用しましょう。

連中はサイや、カバや、ゾウといっしょに、ビヒモスを船倉にいれた。

これらの動物を底荷として使おうと決めたのはいい思いつきだったが、お察しのとおり、なにしろひどい臭いだった。

ビヒモス...

うーん、ちょっと引用してもわけわかめですね。高橋源一郎の現代詩的美麗性で勝負って感じの小説じゃないのでね。

ただ、最後の一文はかっこいいですよ。死後の世界で何にも起こらない日々に飽きを感じる男の話なんですが、

目が覚める夢を見た。古くからある夢だ。たった今それを見た。

ね、この一文で締めるのむっちゃかっこよくないですか?

うーん、やっぱり上手く伝えられない。この説明のしずらさがポストモダンの衰退した一つかもしれませんね(ちがう

あ、なぜか最後の章を山本直樹が漫画かしていて、自分は先にそっちを読んでいたので「おのれ、ジュリアンぱくったな」と思ったものです。

(でも今検索したら、そんなこと言っているの自分の何日か前のブログだけで、ほかに言及ないですね。フラグメンツかなんかに載ってたと思うけどなあ。。。)

ああ、もし第一章のノアの箱舟ものが面白くて、もっとノア箱もの読みたいと思ったら、「年間日本SF傑作選 アステロイドツリーの彼方へ」に掲載されている坂永雄一氏の「無人の船で発見された手記」を読もう。ポストモダンばっかり読んでいると、みんなと話が合わなくなるぞ、気をつけろ。

 

③チャイナ・メン マキシーン・ホン・キングストン

チャイナ・メン (新潮文庫)

正直、上二つと違ってこれか明確にポストモダン小説とラベリングされているかわかってないのですが、ま訳したのが鱒釣りで有名な藤本和子さんなので、おそらくポストモダン小説でしょう(フィッシュオン!

さて、ある種の歴史はその暗い哀しい側面から神話のような形で語ることが一番適している場合があります。と書いてみたら本の裏筋にも「神話的に」と書かれていたのでもう止めます。

まあ、とにかく訳がすごい。歴史と幻想と家族と神話が混ざり合ったこの小説をこう、みごとに訳してしまう藤本先生の胆力にほれる(フィッシュオン!

あと、ジャケ写ね。ハットをかぶった中国人の男がこちらを見ているモノトーンの写真。目がいいです。白目が。これと目が合って買ってしまった人もいるのでは?

ええ、そうです。最後まで読んでません。だから、あんま言えることないんです。解説パクろうと思ったのですが、ナラティブって言葉が出てきたので止めました。(あれ、ゲームの言葉だと思ってた)

素晴らしく偉大な小説だと思いますが、ナラティブとか言い出すと、読む気がなくなるのはワイだけか(そうかすまんな

 

ということでね。やっぱりアフィリエイトなんて親がわかんないようなものは止めて。地道に働くことが生きるうえでの大事なことよ。

あとね、ポストモダン小説は慣れてないとすぐ眠くなるから、明日大きな仕事を控えているとき読むといいぞ。

 

月8万ぐらい、チャリンチャリン入ってこないかな。

 

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