茶碗蒸しの中 de 書評ぶろぐ

病気をきっかけに2年ほど主夫をしてました。 好きなマンガ、小説や主夫業についてツラツラ書きたいです、ほへ。

怪奇小説で学ぶ仮想通貨の危険性

どうも、最近NEMってますか?

やはり時代は不労所得、ね。

仕事なんてやってらんないですよ。バブルは去った?ハッカーにやられる?

おいおい、びびってちゃ何も始まらない!とにかくさ、やってみること!それが大事なんです。竹原ピストルも大事なのは「走り始め続ける」ことだって言ってるでしょ。

ま、そんな軽い気持ちで仮想通貨に手をだすと、こんな危険な目に合うかもしれません。

 

では、怪奇小説。

今日は「猿の手」。おっとドメジャー怪奇。

「猿の手」W・Wジェイコブズ

乱歩の選んだベスト・ホラー (ちくま文庫)

あの大乱歩が選んでますから、そりゃ仮想通貨も尻尾巻いてにげますよ(錯乱

えっとですねえ、舞台は19世紀のイギリスかな。強い冷たい風が吹いている夜に父と息子がチェスをしているんです。父親はもう老人で、傍らには母親も老婆、この家は三人家族みたい。そこへね父親の旧知の軍人が尋ねてくるんです。

ま、色々な話を軍人がするんですね、でその中に「猿の手」なるものが出てくる。

家族はね、なんか興味津々な訳ですよ。それなんなんだと、その仮想通貨儲かるのかと。軍人はあんまり仮想通貨のこと良く思ってないんですよね。まじないめいたものなんでしょうが...とお茶を濁している。でも家族がその通貨教えてくれって言うからしぶしぶこう言うわけです。

「年老いた行者の呪文がかかっているんですよ、『人の生涯は定められしもの、逆らう輩はそれ相応の報いをうける』ということを示したかったのです。そこで行者はこの猿の手、あいや仮想通貨にまじないをかけ、3つの願いがかなうようにしたのです」

あー、これはやな予感というか、落ちを早々に言っている感じがしますが。改めて読むとこのあたり無理くりじゃない?と思うのですが、まあそれはそれとして。

で父親が200ポンドわれに授けたまえ!って言うんですね、でも出てこない。

当たり前ですね。

次の日、息子死にます。(おっと)で、見舞金200ポンドゲット(ひえ~)

で母親「息子を返して!」猿の手「おかのした」息子(のようなもの)「ドンドン」

母親「息子帰ってきた!」父親「やめろ、それは息子じゃない。猿の手、息子を元の場所に戻すんだ!」猿の手「あいよ」そして扉の向こうにはただ風が吹くばかり。。。

駆け足になりましたが、この話の怖いところは家族がね、無邪気なところなんですよ。決してね、お金ほしさに禁意を犯したわけではない。ただ、ちょっと冗談で200ポンド頂戴っていっただけですよ。その代償がこれ。ね

仮想通貨やろうとしているあなたも、こういう軽い気持ちでやろうとしてはいませんか(いないですか、そうですか)家族を犠牲にするかもしれない仮想通貨、あなたはやれますか。仮想通貨やりますか、人間やめますか。

ね、えーと、原作はね。ほんと後半の畳みかけがすごいんです。訳がいいですねきっと。倉坂鬼一郎御大ですからね。ぜひね、仮想通貨をやる前に読んでいてほしい名作です。

去年のうちにやっとけばよかったなー