茶碗蒸しの中 de 書評ぶろぐ

病気をきっかけに2年ほど主夫をしてました。 好きなマンガ、小説や主夫業についてツラツラ書きたいです、ほへ。

パワポ企画書が上手くなる怪奇小説たち

会議でね、長ったらしいスライド作るやついるじゃないですか。わかりきったことをずらずらと並べるやつ。間を持たせようとダラダラとね。でもね、上司の心を掴むパワポっていうのはさ、そういうナーコスティックな資料じゃ眠りを誘うだけで、時間の無駄なんですよ。

企画書に必要なのはあの愛内里奈先生もおっしゃっているように、

スリル!

ショック!

サスペンス!

なんですよ。

ま、とにかくね現状に対する不安感を煽って、強烈な解決策でショックを与える!

これが上司が求めている企画書ですよ。

え?やり方がわからない?

じゃ、怪奇小説で学ぼう(ショック!

 

えーとですね、怪奇小説にも色んなサブジャンルがあるのんですが、その中でショッカーと呼ばれるもの(イッー)を紹介したいと思います。ここからパワポに組み込めるショックの与え方を学ぶんだ!(学ぶんだ)

 

「塔」マーガニタ・ラスキ

怪奇礼讃 (創元推理文庫)

去年復刊されましたね、怪奇礼讃。

昨日の時事口論でも話題に上がってましたが、早川と創元どちらがえらい問題は、怪奇小説を出版しているので僕は創元のほうが偉いと思っています。(お、そうだな

えーと、この塔という短編はですね、不安のあおり方が上手い! 前半を読むと古い幽霊ものかなと思うんですけど、後半塔のくだりになってくると徐々にヒッチコック的恐怖に変わって来ます。そして最後の一文!これ読んだら、普段は屁理屈こね回してる上司もヒエッとなること間違いなし。上司をびびらせたいあなたは必読。

 

②泉鏡花 海異記

日本怪奇小説傑作集1 (創元推理文庫)

泉鏡花をはじめて読んだのがこの短編だったんですけれど、正直驚きましたね。

なんと2018年の超情報化社会のエッジで生きているぼくにもめちゃくちゃ怖かった。。。明治ですよ、そんな昔のものが怖いわけねえじゃん(な)と思っていた僕はガツンとやられましたね。温故知新(違う?)やはりね、古いものでも現代に生き残っているものは理由があって、きちんと敬意を払うべきだと反省させられました。

語りの構造はちょっと上の「塔」と似ていると言うか、あー定番の船幽霊モノね、と思っていると後半のギアチェンジでぎょっとさせられます。そのもって行きかたがうまい。やはりそれは導線...企画書にも結論まで持っていくための導線をどうはるか、意識していきたいですね。。。

 

③ロルドの恐怖劇場

ロルドの恐怖劇場 (ちくま文庫)

まあ、これもう全部ショッカーな話ばっかりなので、特にこれだってわけじゃないんですけど。なんていうのかな、アンソロにショッカーが入っていると、いいアクセントになるんですよ。でも、そればっかだと....まあ、何事も過ぎたるは、及ばざるが如しってことでやりすぎはよくない。パワポもね、3枚くらいで「現状」、「問題」、「解決」の3枚くらいでいいなと、ロルドを読むと思うわけです。。。ま、あとは予算と期間かな、人員調整必要かもしれないで、そこはしっかり最後書いておこう。

 

どうでしょう、上司をギャフンといわせるパワポが書けそうでしょうか。

もうこういうアオリでブログかくのやめよう。それでは、また。

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