茶碗蒸しの中 de 書評ぶろぐ

病気をきっかけに2年ほど主夫をしてました。 好きなマンガ、小説や主夫業についてツラツラ書きたいです、ほへ。

転職するときに読みたい雑誌「スペクテイター」

みなさん、転職活動してますか!?してますー、イエーみたいなね。空前の売り手市場らしいですから。もうさっさと転職したほうがいいですよ。

転職するとき一番肝要なのは、自分の視野を広げて今後を考えることなんですけど(じゃないかな)、意外とねえ、難しいですよ。だってねえ普段の自分に縛られているじゃないですか視野が。

そこをこじ開けてくれるのが雑誌「スペクテイター」なんです。

ハイ、紹介

①ポートランドの小商い

スペクテイター〈34号〉 ポートランドの小商い

ファー、この表紙見てください。この潔さ&力強ささりげなさ、ね、これはやはり内容の自信の表れ。世に出回っているオーバードーズな表紙の雑誌と比べてくださいよ。オレは中身で勝負するぞ、と雑誌が語りかけてくるじゃあありませんか錯乱。

でポートランド。ここ3年?4,5年?くらいからまあ、なんちゅうかこう働き方?っていうところでかなり注目されている街ですよね。まあ、読んでみるとね個人商店が強いというかDIY精神が買い手側にも根付いていると言うか、なんか生きやすそうな街だなっていうのがひしひし伝わってくるんですよ。日本でいうと...鎌倉シティみたいなイメージかしら。英語しゃべれないけど海外で働くならポートランドで働きたい。本当の意味でのクオリティオブライフイズストレンジを体現できている街だよなあああ。

コレを読むと、「ま、いっちょオレもSEなんかやめて、個人の印刷所かブリュワリーでも開くか!」という気持ちがふつふつわいてくること間違いなし。

大企業に勤めるだけが、幸せじゃないよねって夢が見れるそんな号。

 

②小商い

スペクテイター〈27号〉 小商い

まーた、小商い。スペクテイターは小商いしかやってないのか?いやそんなことはない。最新号はつげ義春特集だ、そっちも買おう。

この号は日本の小商いが特集されてますね。ま、ちょっとヒッピーくずれ臭がするので、そこはまあアレなんですけど。ただ、ポートランドよりもぐっと身近だし、リアリティのある小商いが紹介されてますよ。(でもなんで日本の小商いは貧乏に見えるんだろうね)まあ、ね、インタビューされている方はみんないい顔してますよ。充実してますっていうね。やっぱりこれはねJRの運行管理SEにはできない顔ですよ。

これを読むと「オレもいっちょ京都の裏町でディスコだけ集めたレコード屋やろうかなあ」という儚い夢がみれますよ。いや、でもこういう生き方もアリだなと思うと気が楽になるし、せっぱつまった転職は必ず失敗しますから、凝り固まった転職観をもみほぐしてくれるには最良の一冊。

 

③WORKING

Spectator 22

だからスペクテイターは働く系の特集しかしないのか!いやそうではない伝説の自販機サブカル雑誌「JAM」の特集号もある。そっちも買え。

この号ですっごくいい記事は「就職しないで生きるには」シリーズに出ていた人に改めてインタビューしているヤツなんですが。よくノンフィクションなんか読んだりしてると、その本が昔であればあるほど、この人達って今はどうなったんだろうっていつも気になっていたんですけど、そういう気持ちにジャストミートしたこの良企画。ああ、やっぱり芯をもって働いている人は何十年たっても目の輝きはかわらねえなと安心させてくれること間違いなし。

転職もね、あれ?転職の話でしたよね。まあ、自分で決めたことをまあ、間違ってるかもしれないけど、それが答えだ!とやりとおす胆力があればなんとかなりますよ。と言うことを教えてくれるナイスな号ですよ。

 

えっと今、「転職 後悔」でぐぐったら7,180,000 件 でてたんでね、「転職 成功」は 1,060,000 件なんで、うーんこれはやっぱり転職しないで、今は状況が悪くてもね、じっと耐えてやりすごす。そういう選択肢が安牌かもしれませんね。

 

でも、スペクテイターは本当にいい雑誌だからみんな定期購読しようぜ!